図画工作という意味を持つ社名です。

1997年5月26日に、わたしたちは東京、文京区本郷に誕生しました。
創業者であるナガオカケンメイが18歳の時にはじめて上京し、働いた印刷会社がここ本郷にありました。
将来、自分でデザイン会社を興すとしたら、ぜひ、原点であるこの場所で始めたい。そんな想いから
本郷でわたしたちはうまれました。

わたしたちはデザイン会社です。
そのデザインとは、わたしたちの日常生活のまわりにあります。
だからこそ、生活の中にどうあるべきかを考える時、多くの創作は「リアリティ(現実)」を無視してはできません。
どんなにコンピュータが発達して、バーチャルに創作ができるようになったとしても、
手のひらにのせたり、テーブルの上で使ってみたり・・・・。
可能な限り、わたしたちが生み出すデザインを、一度、図画工作(drawing and manual)してみる。
触ったり、壁に貼ってみたり、手に乗せてみたり、ポケットに入れてみたり・・・。
そんな考えを、そのまま社名としています。

活動するデザイン事務所を目標に、1997年設立当初より、動くグラフィックデザインの展覧会
モーショングラフィックス展」を企画、運営しました。

その後、事務所は文京区本郷より、港区六本木に移転しました。
スタッフ数は13名。Web、映像、グラフィックデザインの仕事をしていくなか、
Webの技術を使った自社Webストアを、「D&MA」として実験的に開始。
デザインにロングライフ性のあるものを、中古市場より買い付け、Webストアで販売していく間に、
代表であるナガオカの住居(港区三田)が、仕入れたデザインを収納しておく倉庫となっていきました。
そして、週末には、ネットで注文されたお客様が「実際に見て確認したい」と三田にいらっしゃることが増え、
わたしたちはその場所を「三田d(ミタディ)」と呼んで、交代でお客様の対応をする日々となっていきました。

約半年の経験を経て、本格的に店舗展開を検討し、実行しました。
その際、D&MAでは、あまりにもわからないので、店名を「デザインの百貨店」という意味より
「D&DEPARTMENT」として、その夢の百貨店をつくる練習という意味で、
「D&DEPARTMENT PROJECT」としています。

2000年東京奥沢に約300坪の面積で1号店をオープン。その後、2002年に大阪は南堀江に直営2号店を展開。
築40年のビルを一棟借りて、夢のデザイン百貨店に近づくよう、現在もがんばっています。

現在は、そんなデザインの拠点をフランチャイズ形式で47都道府県に作る計画を実行しつつ、
わたしたちが最終的に作りたいアメリカによくある国道沿いのホテル(モーテル)につながる
D&MOTELS STORE(ディアンドモーテルズストア)をダイニング事業部の展開する(D&COFFEE)とともに、
新業態として展開。
全国展開を視野にいれた第1号を、東京立川市のJR立川駅駅ビル内に出店
それぞれ同時進行する自社プロジェクトと一緒に成長しています。

正スタッフは25名。アシスタントスタッフは45名。
2007年10月現在で、70名のスタッフが新しいクリエイションを考えて活動しています。